三菱GTO(Z16A) 3000cc DOHC ツインターボ 4WD/4WS

バブル期の日本が生んだ偽スーパーカー
専用セッティングの6G72エンジンの最大出力は280馬力(公称)。
ひとたびアクセルを踏めばその極悪なトルクとパワーで非日常の世界へと誘ってくれる。

でもGTOって実は欠陥車なんですよね(笑)
2トン近い車体重量のほとんどがフロントに偏った超フロントヘビーな設計、ギャランベースの力不足なシャシー、そして詰め込みすぎの感が否めないエンジンルーム。前輪の前にここまで巨大なブツを納めますか。しかも横置き。
基本的構造欠陥ですよ。これ。
曲がらない(4WDのためアンダーステアがさらに出やすい)・止まらない(2トンの重量をどうやって止めるか)。重戦車という呼び方がよく似合う、バブルのあだ花GTO
最近ではネ申の乗り物とか言われて嘲笑されることが多いですね。
某パールホワイトのNA/ATの影響で。



でもね。
僕はそんな大雑把な相棒が本当は大好きなんですよ。
コイツしかいない。
ようやく僕の乗るべき車にめぐり合えたような気がするんですよ。